『あさきゆめみし』

FindUメンバーが中高時代に読んだ本/読んでおきたかった本をオススメする「BooksU」。

第1回の今回はさっちが名作漫画を語ります!

マンガ版「源氏物語」

『あさきゆめみし』は、言わずと知れた古典名作『源氏物語』を原作とした少女マンガ。『源氏物語』の展開が、かなり忠実に再現されています。

「そんなのつまんなそう…」と侮ることなかれ。

きらきらモテモテのプレイボーイ「光源氏」は意外と人間臭く悩むし、光源氏に恋する姫君たちは現代の恋する乙女となんら変わりません。作者・大和和紀さんの描く絵もかわいくて、いわゆる「古典!!」って感じの古くささは全然ないんです。

『あさきゆめみし』と私

私が『あさきゆめみし』に出会ったのは中学生のとき。国語の授業で先生が勧めてくれまして。まずは先生から借りて読んで、どハマりしたので箱買い。両親にマンガを禁止されていた私が、両親を説得して初めて買ったマンガでした。きゅんきゅんしたり、ヤキモチ焼いたり、ヒロインたちの恋模様に共感しまくって、とにかく何度も読んだのを覚えています。


あと、平安時代のみやびな世界観にも憧れて、このころから「文学」に惹かれていきました。今私が学んでいるのは近現代ですが、「文学」というものに抵抗がなくなったのは、このころからです。今でこそ「文学がー文学がー」と話している私ですが、最初からいわゆる「THE文学」が好きだったわけではなく、『あさきゆめみし』で「あれ?意外と文学っておもしろくない??」と思ったのがキッカケの一つだったと思います。

古典が得意に?!

『あさきゆめみし』にのめり込んだ私は、無意識のうちに平安時代の宮廷生活に詳しくなり、古文を読むのも苦じゃなくなりました(笑)
このとき得た背景知識は大学受験まで使えたので、かなり役に立ちましたね。

『あさきゆめみし』をきっかけに、古典作品をマンガにした『まろ、ん?ー大掴源氏物語』や、『日本人なら知っておきたい日本文学』『超訳百人一首 うた恋い。』なども読んでいたので、そのチカラもあるかもしれませんが。古典文法があんまり得意じゃなかった私が、高校受験・大学受験を乗り越えられたという意味でも、私の人生に大きな影響を与えたシリーズだと思います!

作品紹介

『あさきゆめみし』大和和紀
講談社 1979〜1993
『まろ、ん?ー大掴源氏物語』小泉吉宏
幻冬社 2002
『日本人なら知っておきたい日本文学』蛇蔵/海野凪子
幻冬社 2011
『超訳百人一首 うた恋い。』杉田圭
KADOKAWA 2010〜

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