速読英熟語
FindUメンバーの中高時代に使っていた参考書/資料集や単語帳などを振り返る「TeensU BOOKS」。
第3回の今回は、意外とおろそかになりがちな「英熟語」に特化した参考書をご紹介します!(るるる)
「熟語」にフォーカスした一冊
英語の基本といえば、単語ですよね。通学中の電車で、休み時間で、英単語の暗記にはげむ人も多いと思います。
単語と比べて、意外とおろそかになりがちなのが熟語(イディオム)です。熟語に関する問題は、意外と入試においてコンスタントに出題される印象があります。また、長文問題においても熟語がカギになることも少なくないです。
…さて、突然ですが、下線部「と比べて」を英語で言い変えるとしたら適切な熟語表現はなんでしょうか?
代表的なものだと、「Compared with[to]」が挙げられます。すぐに答えられなかったあなたは熟語が怪しいかも…?
答えられなかったあなたも、答えられたあなたも、「速読英熟語」で熟語対策をしましょう!

文章のなかで熟語を覚える→長文対策にも!
「速読英熟語」は、1ページ分の英文が50個ほど載っていて、その中に英熟語が組み込まれているという構成になっており、文章を読みながら熟語の意味・文章の中での使い方が覚えられる参考書になります。
単なる熟語帳でなく、文章を読んで覚える形になっていることで、英文を読む力も付きます。つまり、長文などの対策にもなるということです。一石二鳥ですね。
CDも使う→リスニング対策にも!
「速読英熟語」には、別売りのCDがあります。CDには、掲載されている英文が全て収録されています。
このCDの音源を使ってシャドーイングなんかをすれば、リスニング対策にもなります。僕自身、電車移動の際など空き時間に聞いたりしていました。
余裕がある方はセットでの購入がオススメです。
読むのが苦じゃない!
「速読英熟語」のもっともいいところは、掲載されている英文の長さが長すぎず、しかも内容が面白いことだと思います。
英文が長すぎないため、三日坊主(文字通りです)の僕でも挫折しにくく、内容が面白いので読みやすいんですよね。
参考書に関しては、複数冊つまみ食いするよりも一冊をやりこんだ方が良いとよく言われることもありますよね。ですから、挫折しにくい・読みやすいことは意外と大切なんじゃないかなと思います。
幅広いレベルに対応している一冊だと思うので、ぜひ使ってみてください!
参考書/資料集/単語帳紹介
温井史朗 著 岡田賢三 監修『速読英熟語』2000年、Z会出版