私と「演劇」~大学生のサークル事情(かとしゅん編・後編)~
こんにちは、東京大学文学部4年の加藤駿です。
前回演劇を始めるきっかけについて書きましたが、今回はその後、小劇団を立ち上げてから現在に至るまで、そして今後について書いていこうと思います。是非最後まで読んでほしいです。
劇団メンバーとして:大学2年生後期~大学4年生
小さな劇団の活動は、とても楽しいです。「プロジェクト公演」と同じく、基礎的な演劇練習をメインに、日々活動しています。
小劇団では、今は年に1~2回の公演を行っています。
1回目の公演は、2018年の8月でした。自分は新入社員役をやりました。
2回目の公演は、2019年の3月です。自分は主人公の友人役をやりました。
この2つは、就職活動の期間とも被っていたので、体力・精神的に辛いこともありましたね。ただ、自分がやると決めたことなので、言い訳せずに最後まで走りきりました。
公演が成功して終わった時の達成感は言い表せないものでした。
3回目の公演を、2020年の2月に控えています。
今回は、主人公の役をやる予定です。練習にも力が入りますね。
学生として最後の公演になると思うので、今までよりも更に素晴らしい舞台を作り上げたいと思っています。
演劇とこれから:大学卒業後~社会人
演劇は自分の進路決定にも大きく影響を与えました。
私は、リアルなエンタメを扱う企業で働くことにしました。それは演劇のように、多くの人に楽しい時間を届けたいという原体験からでした。就職活動でも、「自分が学生時代に力を入れたこと」として演劇のことを多く話しました。
自分は社会人になっても、今の劇団メンバーと演劇を続けたいと思っています。
趣味がなかったから始めた「映画サークル」が、遠回りをしましたが、自分に「演劇」という趣味を作った。面白いですよね。何でも挑戦してみることだと思います。
そして、いずれは、自分で書いた脚本を自分で演じてみたいと思っています。
短くてもいいです。それが私の小さな夢です。
これを読んでいる高校生に向けて
高校生には、大学生になったら色んなことに挑戦してみてほしいと思っています。
毎回記事を書くと、この話になりますね(笑)
高校生の頃の私は、まさか自分が大学でこんなに演劇に取り組んでいるとは思っていませんでした。バスケを続けていると思っていました。
興味を持ったことには、何にでも挑戦してみてください!
やってみてつまらなかったら、辞めちゃえばいいんです(笑)
やらないうちに尻込みするのは、非常にもったいないことです。
知らない世界に飛び込んでいくということは、勇気のいることです。体力・努力・覚悟も必要です。
ただ、その分リターンも大きいと思います。友人、知識、達成感、そして想い出…。たくさんのものを演劇から得ることができました。何回でも挑戦し直せる、大学生の期間だからこそ特に 色んなことに挑戦してほしいんです。
ぜひ、自分の可能性を自分で広げていってください。
自分がチャレンジしたことが、回りまわって、いつか必ずキミの力になります。
その可能性を自分で掴みとっていくのが、「大学」という場所です。