東大法学部特集~第4弾「法学部の進路」~

みなさん、こんにちは。東大法学部4年のシュウです。今週でこの法学部特集は最後になります。最終回は法学部生の進路について話したいと思います。

大学選びと同じくらい重要なのが、学部選び。いったい自分は将来何をしたいのか、大学で何を学びたいのか。とても迷うと思います。私は小さい頃から法曹の道に進みたいと思っていたので法学部を選びましたが、みなさんはいかがでしょうか。

わかっている人も多いと思いますが、この学部選びで重要となる情報は、その学部の先輩たちがいったいどんな進路を選んでいるのかだと思います。そこで、今回はその学部の先輩たちの進路一般を紹介したいと思います。

東大法学部卒業生の進路は主に3種類です! 

※参考URL:http://www.j.u-tokyo.ac.jp/students/undergraduate/alumni/

1.法科大学院への進学(法律家を目指す)

やはり司法試験を突破して、弁護士を目指す人は多いです。

現行の制度では、弁護士・検察官・裁判官になるために司法試験に合格しなければなりません。そしてこの司法試験を受けるためには、学部卒業後の法科大学院の修了または「予備試験」の合格が必要です。とにかく法律家になるためには大変な試験をたくさん乗り越えないといけないのです…

ちなみにこの予備試験というのは、法科大学院で2年学ばずに、合格すればすぐ司法試験を受けられるということで、東大法学部の法曹志望者の多くが合格を目指します。司法試験の合格率が3割なのに対し、予備試験はわずか3~4%の超難関試験です。

法曹志望者の多くは、大学入学直後から司法試験対策をする予備校に通う、いわゆるダブルスクールをしています。(伊藤塾に通っている人が多かったです)

当たり前ですが、自分で学習計画をしっかり立てられて、モチベーションを切ることなく勉強を続けられる人が法律家になっていきます。実際、多くの人が最初は司法試験を目指すと言いますが、大学4年間の中で進路が変わったという人はかなりいますね。

なので、東大法学部の卒業生で法科大学院への進学者割合は2割程度となっています。

2.公務員(大半は官僚)

卒業生の進路として、国家公務員総合職(=官僚)は人気です。近年東大の官僚離れがよくニュースで取り沙汰されていますが、それでもかなりの割合を占めていると思います。

官僚の仕事は基本的には国の予算作成や、政策立案、法案作成です。言われてもピンとこないかもしれませんが、大ざっぱに言うと、国会議員たちが議論している内容の原案はほぼ全て官僚たちが作ったものです。

法学部から官僚を目指す人が多いのは、仕事の内容が法律案作成や政策立案など、法学部で学ぶことがそのまま活きる仕事であるというのもありますが、やはり試験で法律の知識が求められる公務員試験があることは大きいと思います。

なお、公務員試験についてまた別の記事で取り上げようと思っていますが、官僚になるためには合格率7%の試験に合格し、そこから「官庁訪問」という面接を突破しないといけません。

3.民間就職

法学部全体の半分くらいの人は民間就職をしています。中でもコンサルや金融機関、外資系企業を目指す人が多いです。

これは就活全般に言えることですが、必ずしも学部時代の学びと就職先がつながっているとは限りません。本当に自分に合った仕事を目指す中で、法律とは全く関係のない仕事に就くことも多々あるのです。

ちなみに以前お話ししたかもしれませんが、法学部は出席をとる授業がほとんどないので、自分のペースで就活を進めることができるという点では有利かもしれません。

東大法学部の卒業生の進路について理解していただけたでしょうか。予想通りだったという人もいるかもしれませんが、やはり学部選びにおいて卒業生の進路調査は大切です。ネットで調べたり、FindUも活用して先輩たちに直接聞いたり、これからも自分の進路に向き合い続けてほしいと思います。

さて、特別編を入れて6回の特集となりましたが、これにて東大法学部特集を終わりにしたいと思います。何か質問などありましたら遠慮なく、FindUの公式LINE等にお寄せください!!

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