駒場キャンパスと本郷キャンパス① 〜カリキュラムの違い〜

東京大学に入学した学生はその多くが2つのキャンパスに通うことになります。

駒場キャンパスと本郷/弥生キャンパス。

どうして2つもあるのでしょう??2つはなにが違うのでしょう??

現役東大生が前中後編にわたって解説していきます。今回はカリキュラムによる違い編。

進振りとの関係

2つはなにが違うのでしょう??

それはひとことでいうと、2年生の夏まで通うのが「駒場キャンパス」、2年生の秋から通うのが「本郷/弥生キャンパス」という違いがある、ということです!

 

駒場本郷
○進振り前の1、2年生
※駒場での授業の単位を落とした学生
○部活・サークルでくる学生
※後期教養学部の3、4年生
進振り後の 3年生〜
進振り内定の2年生
(2年生から進振り内定先の講義がある)

 

ただし、例外もあります。それなりにあります。

(本郷/弥生キャンパスとまとめてしまいましたが、正確には本郷キャンパスと弥生キャンパスは違います。弥生キャンパスは一本道を挟んで隣にある、農学部の学科・研究室のあるキャンパスのことですが、今回ははなしの都合上「本郷キャンパス」として統一します。農学部/農学部志望の皆さま、ごめんなさい!)

 

まどろっこしいですね。もう少し詳しくみていきます。

東京大学には進学選択制度(進振り)という、主に2年生の夏までの成績に基づいて3年生以降に所属する学科・研究室を決める制度があります。

「パンキョー」とよばれ、とりたくもない授業でもとらないと進級できないという苦情もままもれ聞こえる一方で、

専攻(専門的に学びたいこと)が入学時点で決まっていない多くの学生にとってどのような学問分野や問題があるのかを知ることのできる機会にもなる制度です。

進振りが行われる前までは、つまり2年生の春学期(4月〜7月)までは、文系理系を問わず全ての学生が駒場で講義(授業)を受けます。

それに対して、進振りの結果学科・研究室が決まった人たちは、主に本郷キャンパスでその学科・研究室が主催している講義や演習(研究とか発表とか)を受けることになるのです。

カリキュラムの例外

でも、例外があります。

①単位が足りない!授業をとりたい!

2年生の間にとらなければいけない単位が足りていないと、学科・研究室が内定しても3年生に進学することができません。なにをかくそう、僕も語学(外国語)の単位が足りませんでした。

また、単位が足りている人たちでも、1・2年生の間に受けることのできる、面白そうな授業をまだまだとってみたい!というひともけっこういます。

そのような人たちは2年生の秋学期(10月〜1月)に3年生以降所属することの内定した学科の講義・演習のみならず、前期課程の講義を取る(取らされる)ことになります。

 

また、これの発展形で、場合によっては3年生に進級できたとしても駒場で開講されている講義をとらなければいけない学生もいます。

「駒場→本郷」がスタンダードなのにもかかわらず「本郷→駒場」に戻って講義を受けなければいけない、このような様子を「駒バック」と呼びますφ(・・

②駒場で活動する部活動やサークルに所属している場合

主に活動拠点が駒場キャンパスである1・2年生たちと一緒の部活動やサークルに所属している3・4年生たちは定期的に駒場キャンパスに行くことになります。

詳しくはオケ部で実際にそういう生活を送っている方の生活をみてみましょう〜↓↓

③駒場に拠点を置く学科・研究室に進学した場合

そのほかに、一つだけ駒場に拠点をおく学部があります。

進振りの結果、その学部の学科・研究室が決まった人たちは、3年生以降も主に駒場で講義・演習を受けることになります。東京大学に入学したすべての1・2年生が所属する「前期教養学部」に対して「教養学部」(後期教養)とよばれることが多いこの学部は、文系の人たちにとっては1・2年生で高得点をとらなければ進学することができないことが多いといわれています(そうでないところもわりとありますが)。

 

なので、「通うことになる学年が違う(カリキュラムに応じて例外もある)」というのが今回の答えです。

ただし、それ以外の多くの学生たちにとっては「2年まで駒場、それから本郷」というのがメインルートですし、下宿や通学定期もこのタイミングで変えるひとがとても多いです。

アクセスのはなしに入ると少し長くなるかもしれないので、続きは中編で〜!

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