【東大法学部】弁護士や検事を目指す学部!?現役東大生にインタビュー!
検事を目指して絶賛勉強中の現役東大法学部生にインタビューしました!
弁護士や検事、裁判官って何する人?どうやってなるの?そんな疑問に答えてくれました!
↓動画版はこちら!
今回話してくれた方はこちら!

名前 | KAZU |
大学 | 東京大学 |
学部学科 | 法学部第Ⅱ類 |
学年 | 4年 |
弁護士、検事、裁判官はどう違う?
そもそも弁護士と検事、裁判官はそれぞれどう違うん??
刑事事件の例で言うと、検事(検察官)は警察から送検された事件やその被疑者を捜査して判決を求めるひとで、弁護士は被告人を弁護して刑が軽くなるような主張をするひと。裁判官は2つの立場を見比べながら裁判を運営して実際の判決をくだすひと。
KAZUはその中で検事を目指してるんだっけ?
自分は検事の正義に生きてる感に憧れて検事を目指してたのだけど、企業弁護士や一般民事(離婚調停とか相続とか)を何でも屋的に幅広くできる弁護士のほうが待遇はよかったりもするから、インターンにも行きながらこれからどうしていこうか模索中。
弁護士、検事、裁判官にはどうやってなるの?
検事とか弁護士とかってどうやってなるの?
まず法科大学院を出るor予備試験に受かって、そのあとに司法試験に合格する必要がある。予備試験は3%(!)しか受からないから超むずいし、法科大学院は国立でも年間80万かかるからどちらにせよ超大変!
じゃあ今そのための勉強してる?
法学部に通いながら予備校にも通って、法科大学院の試験と予備試験に向けた勉強をしてる真っ最中。1次、2次みたく何度も試験がある感じとか、いろんな試験を併願する感じとか、たくさん科目があって、マークもあれば記述もある感じは受験勉強に近いノリ?なのかも。
司法試験のために予備校に通う!?
法学部に通いながら予備校にも通ってるってことはダブルスクールってことか。きつくない?
大変だし、割り切って法学部の授業は司法試験に関連する授業しか取らないみたいなひとも多い。司法試験に関係しない面白い授業とかもあるから自分はそうではないけれど。
そうなんだ。
でも他の学部に比べるとゼミの比重が少ないから、無理してゼミを取らなくても卒業できる。あとダブルスクールしてるとテストで点を取りやすかったりするね。
高校に行きつつ予備校にも行くみたいなパターンに似てるのかもね。
それに法学部を卒業してないと法科大学院は3年かかるけど法学部を卒業してると2年で済んだりもするから、そういう意味でも法学部に通いながら自分で司法試験に向けての勉強をするのは悪くないと思う。
なるほど、これから法科大学院の院試ですか笑?
そう。いま予備試験の1次に受かってて、今度11月に東大の法科大学院の試験があるの。
お忙しい中、いろいろ聞けて楽しかったです、試験勉強頑張って!!
まとめ
- 弁護士、検事、裁判官になるには、司法試験に合格することが(ほぼ)必須!
- 司法試験を受験するためには、法科大学院に行くか予備試験に受からなければならない。
- 司法試験のために、大学に加えて予備校に通う人も!
今回は、現役の東大法学部生に話を聞きました!
めっちゃ大変そうだけど、楽しそうに喋ってくれたのが印象的でした。
次回の記事では、法学部って何するところ?という質問にもKAZUが答えてくれました。そちらもぜひご覧ください!
インタビュアー

東大文学部の4年生。野球とテニスが好きです。
欲しいものはヘッドセットとランニングシューズ。