【東大哲学科】哲学って何?現役東大生がざっくり解説!

今回は、東大哲学専修のゆっちーに、哲学ってそもそも何?ということを聞いてきました!

哲学に今興味のある人もない人も、哲学を知っておくと人生が豊かになるかも?!

↓動画版はこちら!

今回話してくれた方はこちら!

名前ゆっちー
大学東京大学
学部文学部哲学専修
学年4年

「哲学」ってなに?

哲学ってなんだよ(怒)

それすごい言われる!友達からも親からも。
たとえば、
社会学=<社会>を対象とする学問
物理学=<物理>を対象とする学問
だけど、
哲学=<哲>を対象とする学問
ってならないんよ。なにかひとつの限定された研究対象を持たないという意味で、言い方によっては学問なのか怪しい部分はある。

素人のイメージだと、高校で言うところの倫理とかに近い感じがするんだけど、どう?デカルトとかソクラテスみたいな人たちの本を読むみたいな?

実際にしていることは?って聞かれたら、哲学者の本を読むことってなるから間違ってはないんだけど、、本を読むことが目的ではなくて…

なんで自分はここにいるのか、とか、

急に壮大w

<死ぬ>ってことを考えたときに、

うん(考えねえよ)

科学的には死ぬ=生命活動の終わりってわかってても
やっぱり死ぬのは怖いし、身近な人たちが死ぬのは嫌なことだし。
そういう科学では理解できないようなものを、一人称的に、自分に引きつけてどう理解するかみたいな(?)

わからんでもないw(?)

でも1ついえるのは、ソクラテスが2300年前に現在まで続く方向性に哲学を確立させて以降、ずっと哲学は自分がしていることはなんなのかを考え続けてきた学問ではあるんだよね。かっちりしすぎないのがいいところかも!

自問自答してきたんだ。

実際、人間関係とか人生の組み方はすごい変わるの。世界の捉え方が変わるから!

かっこいい(笑)キマッた、みたいな。

哲学の人は基本、キメがちなの(?)

実際は何をしてる?

具体的にはなにをしてるん?

やるのは、英語・フランス語・ドイツ語・ラテン語・古代ギリシャ語...日本語でも英語でもない書かれた本をもともとの言語で読んでゆくこと。

え、翻訳書じゃだめなの?

原書をどうして読まなきゃいけないかっていうと、翻訳が1つに確立されないから
本当の研究者のあいだでも概念の捉え方についての見方は割れるときは割れに割れるの。例えば、ハイデガーの「存在と時間」は7つか8つ日本語訳があって、それはそれだけいろいろな読み方があるからなんだ。

どういう人におすすめ?

哲学ってどんな人に向いてるん?

本読むのが好きな人。これは間違いない。結局やってることは高校の現代文とかの延長だから違和感はないはず。

あと、数学とか物理が好きな人!数はどういうものか、とかものが動くとはどういうことかとか、昔は哲学も数学・物理も同じところからきてるし、ものの役にたたなさそうなことが好きな人は好きだと思うよ

(暴言すぎる)

あと逆に、自説が強い人は意外と向いてない。哲学は自分の意見をかっこよく言うものではないから、いろんな人の考え方を受け入れられる人のほうが伸びる

そうなんだ。興味をもったら何の本から読んだらいいとかある?

哲学者や思想家の人がわかりやすく書いている本がおすすめ!たとえば、

・内田樹「寝ながら学べる構造主義」2002年、文春新書
・納富信留・檜垣立哉・柏端達也 編著「よくわかる哲学・思想」2019年、ミネルヴァ書房

とか。知っておいて損ないことだから、興味があったら本を読んだり授業とかにきてほしい!

やさしめの本もいっぱい出てるんだね。

じゃあ、研究頑張って!今日はありがとう!

どうも〜

まとめ

  • 哲学は、科学では理解できないようなものをどう理解するか考える学問
  • 哲学科では(翻訳書ではなく)原書を読んでいく
  • 読書、数学、物理が好きな人、いろんな考えを吸収できる人におすすめ!

今回は、東大哲学専修のゆっちーに、哲学って何?ということについてざっくばらんに話してもらいました。

哲学が何か、わかりましたか?

インタビュアープロフィール

K

東大社会心理学専攻。服が好きです。

ただ基本インドア派なので、服を買っても着て出かける機会がないというジレンマ

(家でみてニヤニヤして終わることも…)。

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